前回は、ホテルタイプのサービスアパートの特徴と魅力についてお話しましたが、今回は、問題点と注意点についてお話してみたいと思います。

1.家賃が高い
立地が良い、設備が良い、メイドサービスが付いているということで、当然アパートやコンドミニアムよりはお家賃が高くなります。

2.洗濯が面倒
ホテルのサービスアパートのメイドサービスは基本的にベッドメイキング、掃除、食器洗い、ゴミ捨てまでで、お洗濯やアイロンがけはしてもらえません。
長期契約用のお部屋には、ほとんどの場合洗濯機は付いていますが、できれば毎月30枚、100枚といったパッケージのランドリーサービスをお家賃に組み入れておかれると便利でしょう。ただ毎回ランドリーカードに書き込み署名をしたり、戻ってきてからは袋から取り出してクローゼットにしまうのもご面倒のようです。

3.ホテルはホテル
ホテルタイプの場合、ほとんどの物件はスモーキング、ノンスモーキングといった分け方はしていたとしても、長期、短期滞在でフロアーを分けることはしていません。同じフロアーはもちろん、隣のお部屋にも短期のご出張や、観光客の方がお泊まりになる可能性があります。
もし隣のお部屋の騒音が気になる場合、ご契約期間中でも他のお部屋にお移りいただくことは可能ですが、移動したお部屋でも同じ問題が起こらないといは限りません。
基本はホテルですので、ベランダがない、または窓がまったく開けられないところもあります。
24時間フロントが空いているのはお支払いの際など便利ですが、毎晩横を通る度に挨拶されるのは、ちょっと窮屈かもしれません。
また、大規模物件ではフロントがいつでも順番待ち、エレベーターが各階どまり、ということも起こりがちです。

4.更新時の値上げに注意
オープン直後やオフシーズンにプロモーション価格でご入居になった場合、1年契約満了後、ご更新の際には大幅な値上げとなる可能性がありますのでご注意が必要です。仲介業者に早めに確認してもらいましょう。
いかがですか?ホテルタイプのサービスアパートは、ご来タイ直後の慣らし期間や、駐在任期途中でご家族がご帰国になり、最後のご単身期間に借りられるのがお勧めです。

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