2018年も残すところ僅かとなりました。日本では各地で自然災害に見舞われ、大変な1年でした。被災された方々に心よりお見舞い申し上げまず。
一方タイは比較的大きな事件もなく、穏やかな1年でした。今年1年を振り返り、バンコクのお部屋探し事情をまとめてみたいと思います。
まず、今年は小さなお子様をご帯同のご駐在が非常に多い年でした。スクンビット内には多くの日本人向けの幼稚園があるのですが、年中さんなど、お子様のお歳によってはクラス定員を上回り、ウエイティングの園も多かったようです。弊社既存のお客様にも第一子や第二子がお生まれになり、幼稚園や病院の近くにお引越しをご希望になる方が多く見られました。
ご単身のお客様にはプラカノン周辺の物件の人気が高まった年でした。もともとプロンポン、トンロー周辺よりお家賃がかなり安いことが魅力でしたが、最近になって飲食店が増えてきたため、外食が便利になったことが大きな理由です。
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物件の面では昨年に引き続き、スクンビット内だけでも多くの新築物件が誕生しました。
特に今NSレジデンス、マイアミ49、カーター、ジュニーズ、フィルバート9、オーパス49,パラゴンといった、大通りから少し入った住宅街の低層アパート、サービスアパートが数多く完成しました。中でもマイアミ49は週3回のサービス付きで病院近くということで、2BRはモデルルームが出来上がってからあっという間にご予約済みとなりました。
他にも今年後半にオープンしたフィルバート9など、ご家族向けのサービスアパートが人気を集めています。メイドはご不用でも、重労働のシーツ交換やバスルームのお掃除はやってもらえれば助かる、インターネットや水道代がお家賃にインクルードされている、寝具や調理器具などが備え付けられているため初期費用が抑えられる、さらに物件によっては浄水器やトイレットパーパーの補充もあれば、買い物に行く手間も省け経済的にもお得、と人気の理由は沢山挙げられます。今後も一層、ご家族向けのサービスアパートの人気は高まっていくでしょう。
それから新築ではありませんが、ソイ35のフジスーパー1号店隣のニューサクラが全面改装され、Mタワーズとなって生まれ変わりました。建築自体が古いため天井も低くバスタブもありませんが、なんといっても場所が良いので、小学校高学年以上のお子様がいらっしゃるご家族には好評です。
コンドミニアムは、ソイ39周辺にディプロマット、ヴィットリオ、マルクなど、ハイクラスの物件が完成しましたが、お家賃はかなり高価格帯になってしまいました。一方ソイ24のパークはお手頃価格ですが、間取りがあまり日本人のお客様のお好みではないようです。来年のリズム・エカマイに期待したいと思います。
今年も沢山のお客様に支えていただき、本当にありがとうございました。