毎日暑い日が続いています。こんな時、エアコンが壊れるとほんとうに困りますよね。
日本では、あまり発生しないと思いますが、こちらでは、1年中毎日使いますし、色々な条件が日本とは違いますので、エアコンのトラブルに見舞われることが度々発生するかもしれません。
一言でエアコンが効かない、といっても原因は様々です。
液体窒素切れや、部品が破損して薬液が漏れてしまっている、センサーの故障といった室内機の問題、コンプレッサーの故障やファンの破損など、室外機の問題、あるいは取り付け時の配管や設置方法の不具合、リモコンの故障や乾電池の接触具合など、小さな問題から大きな問題まで様々です。そのため修理や対処方法も異なり、修理にかかる日数なども異なりますが、間違いなく言えることは、エアコンの不調はどこでも頻繁に起こっており、慢性的に修理人は不足状態にあるということです。
エアコンは一度壊れれば自然に復活することは絶対にありません。完全に効かなくなってから使い続けますと、事態を悪化させることになります。異音がする、明らかに以前とは冷え方が違う、といった時点で早めに手を打ちましょう。
サービスアパートの場合
朝お出かけの際、フロントにメモなどを残しておけば、メイドがお掃除をしている間など、お客様がお留守の間に修理をしてくれるところがほとんどです。ご帰宅までには直っていることが多く、快適です。
アパートの場合
管理事務所に申し出て、エンジニアに見てもらいます。場合によっては外部のエンジニアを発注しなければなりませんが、手配はアパート側がしてくれますので、どうしてもお部屋にいらっしゃることが出来ない場合には、アパートスタッフの人に付き添ってもらうよう頼んでみましょう。
メーカーのエンジニアは、毎日広い範囲を担当しているため、その日を断ってしまうと、次に来られる日まで数日かかることがあります。
コンドミニアムの場合
まずは管理事務所のエンジニアに見てもらい、手に負えない場合には、お部屋を紹介した業者に連絡し、オーナーさんにメーカーのエンジニアを呼んでもらいます。こちらもエンジニアが最速で来られる日時にできるだけ都合を合わせて見てもらいましょう。
少しでもエアコンのトラブルに見舞われる可能性を減らすために、いくつか方法はありますので、お試し下さい。
水漏れをはじめとする室内機のトラブルは、お部屋の中のホコリ等を吸い込んでしまうことが大きな要因です。
エアコンの吸込口のフィルターを頻繁にお掃除しましょう。洗えるタイプのものは取り外して洗い、そうでない場合には、掃除機を弱にして使います。また、最も有効な方法として、空気清浄機をお使いになることです。
以前は大型の高額商品が多かったようですが、最近では安価で節電タイプのもの、デザイン性の高いものまで沢山出回っています。バンコク市内は空気も汚れていますので、エアコンのためだけでなく、ご自身の健康のため、ぜひお試し下さい。
室外機の場合、難しいかもしれませんが、可能であれば、簾やひさしなどを利用して、なるべく直射日光や雨から守りたいものです。
リモコンは、落としたり濡らしたりしないよう気をつけ、電池の接触が悪いようなら紙などを挟むなど工夫してみましょう。