前回の記事、失敗しない!ご家族物件の選び方 の続きです。

乳幼児のお子様がいらっしゃる場合には、同じ遊び場でも屋内のキッズルームがある物件がお勧めです。スクムビット内には小さなお子様用の遊戯施設等もいくつかありますが、お金もかかることですし、平日の夕方外に出かけるのは大変です。特に雨季にはご帰宅の際、土砂降りでタクシーも見つからない、やっと捕まえた頃には大渋滞に洪水、と散々な目に会ってしまうことになりかねません。

お子様が小さいうちは、ご家族揃って就寝されるご家庭が多いため、主寝室が広い物件、さらに、できれば小さな滑り台等の遊具も置けるような、リビングの広い物件をお勧めします。
お子様が同じ性別の場合には、かなり成長しても2BRでかまわないでしょう。
もし兄弟でお年が離れている場合、選択肢は減るかもしれませんが、両方の条件を兼ね備えた物件からお選びになることをお勧めします。

近年の傾向として、キッチンの美しさや、スーパーに近い、新しくて駅に近い物件、といったいわゆる奥様目線のリクエストをいただくことが増えています。
ところが実際に生活されますと、こちらでは意外と食品の配達も多く、毎日スーパーにいらっしゃる奥様は少ないようです。お稽古事も自宅やお友達のアパートに先生が来てくれたり、カルチャーセンターやスポーツ系のスクール等も駅前ではなく、通りの中に入った場所にあったりします。また、新しくて駅に近い物件は、お部屋も狭く、ご単身やご夫婦向け中心の造りになっていることが多いものです。

まずは経験豊かな不動産業者の営業の意見をご参考に、お子様の生活を第一に考えてお部屋を選ぶことが、失敗しないお部屋選びの第一歩と言えるのでははないでしょうか?