今回はバンコクで暮らす単身者の方のお部屋探しについて詳しくお話しします。

単身赴任や現地採用などで初めてバンコクに住む場合、お部屋探しの最大の条件として挙げられるのは、やはり「毎日の通勤に便利かどうか」ではないでしょうか。そして次に大切になるのが、「日々の食事に困らない環境」、つまり徒歩圏内に飲食店やスーパーマーケットが揃っているかどうかという点です。

この2つの条件を満たしつつ、貴重なお休みの日も快適に過ごせる理想の立地を見つけるのは、慣れない異国の地ではなかなか難しいものです。

通勤時間だけで選ぶと生じるギャップ

例えば、お勤め先のオフィスがシーロムやサトーン方面にある場合、職場のすぐ近くであるシーロム・サトーンエリアに住めば、通勤時間は大幅に短縮できます。

ただし、純粋なオフィス街・金融街の真ん中に住むと、職場に近すぎてオンとオフの切り替えがうまくできなかったり、周辺スーパーの日本食材の品揃えが限られていたり、商品の回転が気になったりすることもあります。
また、郊外の工業団地へ通うために「高速道路の乗り口のすぐ近く」を選んだ場合も、周辺に気軽に立ち寄れる飲食店が少なく、休日も車やタクシーを呼ばないと全く身動きが取れない、といった不便さを感じるケースが少なくありません。

さらに、海外生活で最も優先すべき「治安」の面を考えても、あまりに日本人が住んでいないエリアや極端に家賃相場が安いエリアは、初めての単身赴任では避けておくのが無難です。

単身1年目におすすめの鉄板エリア:プロンポン・トンロー・エカマイ

では具体的に、単身1年目はどのエリアに住むのが良いのでしょうか。
結論から申し上げますと、ご家族連れと同様に、人気・おすすめともに「BTSプロンポン駅」「トンロー駅」「エカマイ駅」の周辺エリアです。

細かく見ていくと、通勤先によって適した通り(ソイ)の向きが分かれます。

  • シーロム・サトーン方面へ通勤される方:スクムビット偶数側(ソイ24、ソイ36など)
    ラマ4世通りへの抜け道が使いやすく、朝夕の激しい渋滞を回避しやすいルートが確保できます。
  • 東部などの工業団地方面へ通勤される方:スクムビット奇数側(ソイ55、ソイ63など)
    ペッブリー通りや高速道路の出入り口へアクセスしやすく、送迎車での移動に有利です。

単身者の食生活と休日を支える生活環境

プロンポン、トンロー、エカマイをお勧めする一番の理由は、日本人の単身生活に必要なインフラが完璧に整っている点です。

周辺には日本食レストランや居酒屋が多いのはもちろん、日系スーパーの「フジスーパー」や大型スーパー「ドンキホーテ(ドンドンドンキ)」などがあり、お惣菜やお弁当の調達に困ることはありません。仕事帰りに手軽に買い物を済ませ、冷蔵庫にストックしておけば、忙しい平日でも健康管理がしやすくなります。

また、駅の近くに住めば、休日にBTSに乗ってアソーク駅近くで習い事や語学学習に通ったり、プロンポン周辺のゴルフ練習場へ出かけたりするのもスムーズです。日本からご家族やご友人が遊びに来た際にも、プロンポン駅直結のエムクオーティエ・エムスフィア・エンポリアムをはじめ、サイアム方面の大型商業施設へ電車一本で出かけられるため、案内役としても非常に重宝します。

さらに、日本からの出張者が宿泊するホテルもスクムビット沿いに集中しているため、出張者のアテンドや会食の設定も近場で完結しやすく、ビジネス面でも大きなメリットがあります。

コンドミニアムの選択肢とおしゃれな別エリア

スクムビットの大通り沿いや駅近エリアには築浅の近代的なコンドミニアムも多く、単身者向けの機能的でおしゃれな1ベッドルーム(1BR)が手頃な家賃で見つかります。治安面や過去の大雨・洪水時の冠水リスクを考慮しても管理体制がしっかりしており、タイ人富裕層や外国人駐在員からの人気も非常に高いエリアです。

一方で、「利便性は魅力だけれど、街中で日本人ばかり見かける環境はどうしても避けたい」という方には、中心部のルアムルディー、ランスワン、ラチャダムリーといったエリアがおすすめです。緑豊かなルンピニ公園にも近く、高級感あふれる落ち着いた街並みと多国籍なコミュニティが広がっており、まるでタイ以外の国際都市で暮らしているかのような雰囲気を楽しむことができます。

ご自身の通勤ルートや休日の過ごし方、日々の自炊頻度に合わせて、優先順位を整理しながらお部屋探しを進めてみてください。
TKMハウジングでは、長年の実績をもとにきめ細かくサポートしております。ぜひお早めにお気軽にご相談ください。