毎年、3月は日本に本帰国される方が1年で一番多い季節です。
今回は、ご退去時に請求される原状回復費用対策についてお話してみたいと思います。

近年、特に新築や築浅物件にご入居された場合、ご退去時の原状回復費用が高額化してきています。タイの不動産商習慣では日本と違い、経年劣化や減価償却についてはオーナー側の判断に任されており、限りなく原状回復を求められることもあります。
原状回復費用は大きく分けて、備品に関するもの、清掃に関するもの、破損の修理、修復に関するものの3種類があります。破損の修理修復は、今からでは間に合わないかもしれませんが、備品と清掃関係は、今からでも対策を立てておけば、かなり請求額を減らすことが出来ます。

まずは備品関係の対策です。
細かいことですが、気をつけたいのが電球です。基本的にはご入居からご退去まで、電球の交換は、お客様負担のところが一般的です。もうすぐ本帰国だから、と思い沢山切れたままにしておかれると、意外に高額になってしまうものです。暗いままで我慢されずに、切れている電球は新しいものにしておきましょう。

次にお部屋の鍵関係です。タイの場合、玄関以外にも各寝室やバスルーム、ベランダ、メイド部屋、メールボックスや金庫、引出しなどの鍵も入れるとご入居時には相当の数をお受け取りになっているはずです。ご入居以来お使いになっていない鍵は、どこかにしまってあるかもしれませんが、もし間違って船便の荷物に入ってしまいますと、送り返すには時間がかかりすぎるため、シリンダー交換や、金庫の弁償となり、高額請求されてしまいます。
同様に、食器や電化製品のマニュアル、リモコンなども、一つ一つは小さいものでもまとまると高額になってしまいます。契約書や家具と鍵のリストに照らしあわせて日本へ送る荷物とは別にしておきましょう。

では、清掃関係はどうでしょうか?
ご退去時に、オーナーさんの使っているメイドやアパート付きのメイドには手に負えないと判断された場合、業者を使うことになり、3,000バーツから6,000バーツの請求になることもあります。
特に、お使いにならなかったバスルームなどは、乾いて汚れが落ちにくくなっており、そのままにして置かれると、ご退去時に厳しくチェックされます。お心当たりの方は、いきなり強い洗剤を使うと変色してしまう恐れがありますので、少しずつ何度かお掃除をするよう計画を立てましょう。電気コンロや冷蔵庫、電子レンジも同様です。汚れが落ちない場合、新しいものを弁償しなければならなくなることもありますので、今から少しずつお掃除をしましょう。
また、お部屋でお煙草を吸われていた場合、家具や壁紙に色素が付いたり、臭いが付いたままにしておかれますと、ご請求の対象とされてしまいがちです。

スーパーで売られている、家具用の洗剤を薄めてふけば、家具の汚れはかなり落とすことが出来ます。臭いは雨が少ない今の時期、なるべく窓を開けて換気を良くしておきましょう。
大きな家具を置かれていた場合も、壁紙が汚れたり、カビが生えていたりするので、前もって少しずらしてお掃除をしておきましょう。

ご帰国前はいろいろと準備で慌ただしいものです。無理をして体調を崩してしまっては大変です。ゆとりを持って計画を立て、家族で協力しあったり、場合によっては臨時のメイドを雇って、防げる出費は防ぎ、気持よく帰国したいものですね。

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