今回はペット可のお部屋探しについてお話したいと思います。
日本人の駐在員とそのご家族がお住いになるバンコク市内の物件は、治安や居住環境等の理由から、ほとんどが集合住宅となりますが、タイではペット飼育可能な集合住宅の割合いは、日本に比べ非常に少なくなります。
そのため立地条件や築年数で条件を絞りすぎてしまいますと極僅かな選択肢しかありません。
駅近、築浅の物件は、コンドミニアム(分譲マンション)が多いのですが、ほとんどがペットは禁止されています。まれにコンドミニアムでもペットOKとなっているところもありますが、お部屋ごとにオーナーさんが違いますので全てのお部屋で飼育ができるとは限りません。
逆にお部屋のオーナーさんがOKでも、コンドミニアム全体で禁止されていた場合、ご入居後、管理組合から立ち退き要求されたケースも耳にしますので非常に注意が必要です。
また、コンドミニアムではご退去時の原状回復に関する基準が無く、各オーナーさんの判断に任されているため、非常に高額の費用を請求されることもあります。
駅から遠くても近くにスーパーがあったり、サービスカーなどがあれば生活には不自由しませんし、築古でもお部屋はリノベートされていることも多いので、アパートと呼ばれる、ワンオーナーの物件から選ばれることをお勧め致します。
アパートでは、通常の生活で電化製品が壊れた場合などもストックがあるので安心ですし、原状回復費用も床、壁紙、家具等、それぞれの補償額が決まっているので法外が料金を請求される心配もないので安心です。
ただし、ペットフレンドリーを謳っているアパートの場合でも、通常お家賃の2ヶ月のデポジットが3ヶ月分となる物件や、ペット用のデポジットとして10,000バーツ前後を支払う物件、あるいはご退去時に必ず支払う清掃費用金額が別紙に記載されている物件も多くなりますのでご内覧の際にはそのあたりのことも担当者に聞いてみましょう。
また、建築当初は小型犬OKだったところでも、満室状態が続いたり、住民同士のトラブルがあったりすると、新規では受け付けないなど、途中で事実上禁止されるところも多く、ネット情報が追いついていない場合もありますので、無理に自分で探そうとせず、信頼できる仲介業者にペットの種類、大きさ(体重)などを前もって伝え、安心して住める物件を探してもらうことが大変重要です。
バンコクのペット可賃貸物件をお探しの方はこちらからご覧いただけます。
TKMでは経験豊かな日本人女性スタッフが、ご内覧時に動物病院やペット同伴のショッピングモールなどの情報もお知らせしながら納得がいくまで何件でもご案内させていただいております。お時間が許せば物件近くの施設も合わせてご覧いただけますのでご遠慮無くお申し付け下さい。