今回は、ゴキブリ避け対策について書いてみたいと思います。

今年も雨期がやってまいりました。個人的には、暑さと大気汚染が和らいで過ごしやすさを感じすのですが、年に数回は大雨が降り、スクンビットのソイの中も一時的に洪水になることも。。そんな時は地中の排水溝が水浸しになり、「あいつ」が外に逃げ出して来るのです。そう、ゴキブリ。もうずいぶん前の事、一軒家の白い外壁に大量に上がってきて黒い壁状態という、衝撃的な光景を見たのを忘れられません(笑)

また、繁華街では、歩道を堂々と行列になって歩いている彼らに踏まれたり、屋台のまわりではこぼれた食材などを仲良くネズミと並んで食べている(!)という、ホラーな場面にも出くわすのも珍しくありません。

そう思うと、住居内で見かける事が圧倒的に少ないのが不思議ですが、それは建物でちゃんと対策されているからなのです。アパートやコンドミニアムでは1~2ヶ月に一度、害虫駆除業者が、ロビーや駐車場などの共有スペースを中心にペストコントロールとよばれる薬剤散布を行う契約をしています。

週や曜日が決まっていることが多く、アパートではその時に在宅していれば各部屋も散布してくれることが多いです。

コンドミニアムでは、ロビーやエレベーターにお知らせ(タイ語と英語で)が張り出され、事前に管理事務所に予約をするのが一般的です。毎回、部屋数が限られている場合がほとんどですので早めに予約をしましょう。管理事務所で「ペストコントロール」と伝えるだけで分かってもらえますし、弊社のメイドサービスをご利用頂いている方は、メイドに伝えてもらいます。

ペストコントロール

薬剤はゴキブリ、シロアリ、アリなどに有効とされており、特にシロアリは一旦発生するとあっという間に被害が広がりますので、出来る限り機会を逃さず散布してもらうようにしましょう。キッチンやお風呂場にも撒いてもらい、散布中と散布後数時間は窓を開けて換気します。

日本人が多く住む物件では、定期的にペストコントロールが行われるところが多いこともあってか、ゴキブリの苦情をいただくことはほとんどありません。

稀なケースとして、公共スペースや他の部屋で害虫駆除を行った直後、逃げこんでくるという事がありますが、その場合ほとんどが弱った状態です。万が一お部屋で見かけた場合には、蚊やハエ、アリ共通の殺虫スプレー式で十分です。

ただ、階下に飲食店がテナントとして入居している物件は、新築であっても要注意です。
対策として、これらは排水管を伝って登ってきますので、お休み前にはお風呂の栓や洗面台、キッチンの流しなど、出来る限り閉めておけば、ほとんど防ぐことが出来ますよ。

弊社スタッフが実際に自宅で使っているG対策グッズについて書いていますので、そちらもご参考になればと思います。
撃退型、待ち伏せ作戦、結界タイプ バンコクのマンションで全方位ゴキブリ対策

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